菱沼建設-TOPページ > 住宅において、なぜ無添加が良いのか
無農薬の野菜とそうでない野菜が並んでいたら、体の事を考えて無農薬のものを選ぶことができます。
しかし体に吸い込む空気は、自分で選んで吸い分けることはできません。 人は、90%以上室内の空気を吸っています。一日に15kgに相当する量の空気を吸っていることになります。
食品添加物として使われる化学物質に対しては、直接口に入れるものだけに消費者の関心も高く、少しずつ規制が図られてきましたが、建材につかわれる化学物質の規制は、近年ようやく手が付けられ始めたところです。
シックハウス症候群は、化学建材から空気中に放出される化学物質を吸い込むことによって引き起こされます。 化学物質に対する人体の許容量を考えると発症し、その体調不良がシックハウスによるものだと判らずに、そのまま原因となる住宅に住み続けていると、さらに深刻な症状の「化学物質過敏性」へと進行してしまいます。
お手本は昔の家づくり
化学物質を使い始める以前、日本の家は面積の広い壁には土、柱はヒノキ、梁はマツ、床は畳、間仕切りには障子やふすまといったもので建てられていました。 日本人が健康に暮らしてきた「むかしの家」の、たくさんの土と少しの木、そして草や紙、というバランスには大きな意味があるのです。
自然科学的な視点からみると、人にとって安全な住宅を建てるには無機物をたくさん使って有機物を少なくすることがよいと考えられます。 有機物である植物は、生命連鎖の中で虫や菌から自分の身を守るために、天然の化学物質である毒を持っています。 一方無機物は生命活動に関わっていないため毒を持つ必要がなく、重金属や放射性物質を除けば人間には無害なものです。
無添加住宅ポイント
菱沼建設がつくる無添加住宅の家は、合成化学物質・化学建材をいっさい使わず、むかしの家づくりのバランスをお手本に、天然の素材でつくられています。